妹夫婦が一戸建て住宅の相談に来ました

妹夫婦が今住んでいるマンションから一戸建て住宅に引っ越すことを考えたいといって実家の父に相談しにやってきました。

我が家も十年ほど前にマンションから一戸建てを建てて引っ越したので家を建てた経験のある父にどんな建設会社を選べば良いか、そもそも注文住宅にするのか、分譲にするのか、ローンはどれくらいの年数で組むのかなど、小さい子供がいる二人は真剣そのものの顔で相談していました。

確かに、大きな買い物の中でも何年かに一度買い換える車などに比べて家は一度買ったらもうそこからはなかなか離れることはできなくなるので、一戸建て住宅を借りるのではなく建てるとなったら、悩んでしまいますよね。

父がこの町に家を建てようと決めたのは父が転勤を繰り返し、なかなか私たち家族に会うことが出来ない時だったそうです。

当時の職場はこの家を建てたところよりはもう少し奥にあるのですが、「田舎過ぎず都会過ぎず、子供たちが過ごしやすくて毎日一緒に暮らせたら一番良いな」と思い、毎週末の休みにはあちこちの建設会社の説明会を回って、私たちと一緒に住むための物件探しをしていました。

妹の旦那さんも同じように職場がマンションからかなり遠く、帰宅するころにはいつも小さい子供たちは眠っていて週末に少しだけしか一緒に遊んでやれないのが寂しいと父に話していました。

一戸建てを建てる理由は広さや便利さがメインかなと思っていたのですが、やっぱり家族と触れ合うというのも大きな動機になるんですね。

そんなわけで父と妹夫婦は来週一緒にこの家を建てた会社の相談窓口に行く事になったそうです。

ここには、自宅の担当をしてくれていた方がまだ勤めていて、今も父とも顔なじみなので親身に相談に乗ってくれそうです。

まだ30代はじめの妹夫婦にとって新しい家は初めて経験する大きな買い物です。

最初から全く知らない人、知らない会社に相談するよりもまず自分の身内が家を建てた会社に話を聞けるというのはメリットもデメリットもわかっている分安心して相談できそうです。

しかし甥っ子たちは気楽なものでぴょんぴょん飛び跳ねながら引っ越したら犬が欲しい!猫がいい!とまだ全然予定も立っていないのに動物図鑑を持ってきて両親にこの犬が欲しい!

とせがんでいました。私たちもこの家に引っ越したら犬がほしい、といって引っ越してから数年後に初めて犬を迎えた時は本当にうれしかったのを思い出します。

家探しが始まったばかりで何年先になるのかはわかりませんが、妹夫婦が両親のように素敵な一戸建て住宅を見つけて、家族と犬と暮らすようになってほしいですね。

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