研磨機を研磨するのが石と石の微妙な関係になっています。

研磨機は砥石で削る作業になるので、削り粉が塊になって汚くなることが多いです。

粉塵が飛ばないように、水をかけながら砥石で削るというのが、研磨機の基本の動作になりますね。

研磨機で一般に使われている機械は、石で削るというモノが多いです。

鉄を削ったりする時は、鉄を焼き入れして少し硬くしてから削ります。

砥石の成形には、ダイヤモンドチップを使って精度を出しますが、その時は石を石で削る奇妙な関係になるのです。

焼き入れしている鉄は、硬度が高くなり研磨しやすくなります。

研磨をする時に生の鉄を削ると、上手く削ることが出来なくて精度が出せないという事態になってしまいます。

研磨機の基本は、平面型、回転型、自回転型の3つがあると思います。

平面型は品物の面を削る時に、研磨石が回転して前後に動いたり左右に動いたりする機械です。

回転型というのは、丸の形に研磨する時に用いられています

回転している軸がしっかりしていないと、フレが出てしまって、研磨代が0.3ミリあっても削れないという事態が起きてしまうので、注意が必要です。

かと言って0.5ミリの削り代をつけてしまうと、研磨に時間がかかってしまって仕事にならないのです。

最後に自回転の研磨機には、自分が手で材料を持って砥石に当てると言う原始的な作業をしなければいけません。

その時に必要になってくるのは、長年のカンというモノで、やはり職人さんというのはいつの時代も必要になってくるのだと思います。

難しい作業が多い研磨ですが、次世代に残せる人材育成も育んでいかないといけないでしょうね。

昨今では研磨機も中古の機械の流通が増えています。

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