私が以前通っていた歯科は予約制ではなく、来た人から順番に呼ばれていく方式でした。
町内には歯科は数件ありましたが、一番人気があった歯科だったため、いつ行っても人が多く、2時間待ちは当たり前でした。
私は元々歯が丈夫だったので歯科には縁遠い生活を送っていましたが、その時は虫歯になってしまい、評判も良く人気があったその歯科へ行きました。
待合室で約2時間待った後、処置室に通され椅子に座って待つこと約15分、やっと先生が来られて診せると最初にレントゲンを撮られました。
ただの虫歯のはずなのにレントゲンを撮られる意味が分からないと思いました。
多分、初診だったので全体を把握する意味があったのかもしれませんが、それに関しての説明は一切ありませんでした。
撮影後、レントゲンを見ながら「親知らずが生えている。後々虫歯になる可能性があるから抜きます」と言われ、約1ヶ月通いつつ上にある親知らずを2本抜きました。
抜歯時の先生の目がキラキラと輝いていたことを今でも鮮明に覚えています。
下にある親知らずに関しては「神経を圧迫するような生え方をしているため、大きな病院に入院して抜くことになる」と説明を受けて、入院してまで抜く必要性を感じなかったので断りました。
先日、この話を職場でしたところ、歯を抜きたがる歯科だったのではないかと言われました。
歯を抜かずに経過観察をする歯科もあると知り、そこで診察をしたかったと思いました。