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車のバッテリー上がりってなんで起こる?どうすれば対処できる?

バッテリーが上がって車が動かせなくなってしまった。
場所によっては多大な迷惑をかけることとなってしまいますし、大変です。
車を運転する以上、バッテリー上がりの対処法については知っておいた方がいいですよ。
いざという時に困らないための備えです。

そもそもバッテリー上がりってどういうときに起きるのか。
バッテリーに蓄えられている以上の電気量が使われてしまった。それが原因です。
ガソリンで動いてる車ですが、そもそもエンジンを始動する際に電力が消費されるのです。
更にヘッドライトにルームランプ・エアコンと電装品を動かすのにもつかわれる。
もしもバッテリー上がりを起こした場合、エンジンを始動してもセルモーターが回りません。
カチカチという音が聞こえるだけ。
電装品、エンジンをかけることなく動かすことできますか。
本来であればライトが点灯したりパワーウィンドウが動いたりするはず。
作動しないなら正常とは言えない状態。
バッテリーに問題があるのかもしれません。
ただし、発電機とかセルモーターが故障している可能性だってあります。
焦って何度もエンジンをかけようとしてませんか。
バッテリーへの負担がかかって劣化が進んでしまいます。
やめておきましょう。
逆に放置、しばらく置いておくことで直るのではと思う方もいらっしゃるでしょう。
すでに弱ってしまったバッテリー、その能力が回復することはありません。
時間を置くとどんどん状況が悪くなってしまう可能性があるため、分かった時点でできる限り早く対処するべきです。

では対処法としてはどういうものがあるのでしょう。
車のトラブルの専門家、ロードサービスを呼ぶのが一番です。
保険会社のロードサービスなら無料で対応してくれる場合も。
有料だと1万円前後。
高速道路を利用してやってくるなら、その料金もプラスされます。
45分程度待っていれば駆けつけてくれるはずです。
これで一安心ですね。

車が他にも通るようなであれば、助けてもらってみては。
ジャンピングスタートをやってみてください。
電気を分けてもらってエンジンを始動するというやり方です。
山奥に行く機会が多いという方、念のためにジャンプスターターを備え付けておくと安心です。
カー用品店にて1万円前後で手に入ります。
ハンディサイズのものだと入れておいて邪魔にもなりませんよね。
携帯用の小型バッテリーなのですが、これがあれば他の車を救護車として電気を分けてもらう必要などありません。
自身で充電してそのままエンジンを始動することができます。
決して難しい操作ではありませんから、女性の方でも安心です。

ではジャンピングスタートとはどうするのか。
もしかしたら助けてもらう側となるかもしれませんし、逆にあなたの車が救護車となることだってあり得る。
ジャンプスターターなんて持ってないという車も多いでしょうから、十分に可能性はあるのです。
ただし、この時にブースターケーブルというのは必要となります。
また、どの車でも手助けできるわけではない。
故障車と救護車、どちらも同じ電圧でなければなりません。
12V車と24V車、どちらの電圧でしょうか。
ぜひ車のマニュアルを見て確認しておいてください。
また、故障車と比べて救護車のバッテリーが小さいという時にもジャンピングはできません。
最近増えてきている電気自動車・ハイブリッド車も、ガソリン車とは違った構造ですから救護車にはならないのです。
ブースターケーブルと自身の車にピッタリの救護車があれば大丈夫。
ケーブルをつないで電気を分けてもらいましょう。
ブースターケーブルの方もカー用品店にあり。
数千円から、高くとも15000円程度で手に入ります。
トランクルームに入れておい てください。

初めてのバッテリーあがりで悪戦苦闘


人生で初めてバッテリー上がりを経験した日のことは今でも忘れません。
本当に焦りましたし、頭の周りに、?マークが飛び交って、何をどうしたらいいのか全く分かりませんでした。

状況としては、休日の午後。昼食後に、買い物に出かけようと、車に乗り込んだ時の事です。
季節は冬で、12月の中旬。
寒さが厳しい日で、あとでわかったことですが、バッテリーあがりは冬に発生することが多いのだそう。
エンジン起動時に多量の電力を消費することが原因だそうです。
とまあ、細かいことはさておき、とりあえず、ネットで調べてみて、バッテリー上がりっぽい症状だとわかったのですが、じゃあ、次にどうすればいいのかが全く分かりません。
数日前から、なんだかエンジンのかかりが、おかしいなあとは思っていたんですが・・。
いやほんと、その時に調べておけばよかったです。
でもまあ、不幸中の幸いというか、この日は休日だったので、予定をいくらでも変更できますし、それによって誰かに迷惑をかけることもありません。
というわけで、買い物はキャンセルし、知人に連絡。すぐに駆け付けてくれて、いろいろとアドバイスをしてくれました。
で、今回の対応ですが、知人にホームセンターに付き添ってもらい、そこで適合バッテリーを購入。
それを持って帰って来て、自力で交換する、というものでした。

まず、バッテリーをホームセンターで買えることに驚きました。
どこかの車屋さんに行って、交換してもらうのかなあ、なんて漠然と考えていただけに、この対応にはほんと、ビックリしました。
それと、バッテリーが思いのほか重かったことも。
あれを、手で持って帰ってくるのは、絶対無理です。
箱には、目立つ文字で、「傾け、禁止」みたいなのが書かれていますし・・。
なにやら、希硫酸とかいう危険な液体が入っているそうで、傾けるとダメなんだそう。
重くて、傾けたらダメなものを、手で持って帰るなんて、まず無理ですね。
でもバッテリーを買う時って、基本的にバッテリーが上がったときなわけですから、車は使えません。じゃあ、どうやって買いに行くのって話なんだけど・・。
今回の私のように、知人なりに連れて行ってもらうしかないのでしょうか。

さて、無事に購入し、いざ交換。今後のために、知人から詳しく説明を受けながら、交換していくのですが、まあ、チンプンカンプンでした。
例えば、バッテリーの取り外しですが、マイナス、プラスの順番で取りはずさなければなりません。
取り付けはその逆で、プラス、マイナスの順です。
これを守らないと、ショートする危険性があるのだとか。ひえ~。
これを自分一人でするのは、相当ハードルが高そう。
なので、いつでも確認できるように、知人が作業するところを、動画に撮らせてもらいました。

交換後、無事にエンジンがかかり、使用済みのバッテリーを、先ほどのホームセンターにもっていき、引き取ってもらいました。
こんな感じで、かなりタフな一日になりましたが、ほんのちょっとだけ、たくましくなった感じがあります。
車のボンネット開けたり、工具を使ったり、いろいろとハードな作業をこなすことで(実際には知人がほとんどやってくれましたが)、人間的にも成長できた気がします。

それと、重要なのは、バッテリーが切れそうだなという予兆があったときには、すぐに交換しておいた方がいいという事。
バッテリーには寿命があって、いつまでも使うことはできません。
大体2~3年で寿命を迎えるので、車内に交換した日をメモしておき、常に意識しておいた方がよさそうです。
じゃないと、外出先でバッテリー上がりとか、考えただけでもゾッとします。
ただ、やっぱりこれだけの作業を個人でするのは限界があります。
危険の伴う作業ですし、さっきも言ったように、バッテリーが上がったときに、ホームセンターにどうやって買いに行くのか、という問題があります。
そのために、出張でバッテリー交換をしてくれる(有料)お店があります。
もしもの時のために、こういったお店の存在を知っておくことは車を運転する者として、絶対に必要だと感じましたし、こういうサービスを提供してくれることで、日本の車社会や交通事情は安定しているんだなとも実感しました。

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